fbpx

水質の分析

こんにちは!AQUA infinityです。今日は、観賞魚飼育の水質を知る上で大切な項目を挙げていきます。

水質の分析

pH (ペーパー)

pHは、観賞魚飼育水における水質測定の第一の基本となります。pHはプラスの水素イオン(H+)とマイナスの水素イオン(H−)との相対的な量を表します。例えば、pH7.0は中性で、pH7.0より下がると酸性でpH7.0より上がるとアルカリ性になります。1.0違うだけで水素イオンの濃度は10倍、2.0違えば100倍となります。そして、観賞魚のpHの許容範囲は、qH6.0〜pH8.0の範囲で飼育することが好ましいでしょう。魚は好ましいpHの範囲以外でも適応する事もできますが、極端に範囲を超えると大きいストレスを受けて、成長に悪影響を及ぼします。ですから、pHは定期的に測定し、大きな変動がないかチェックしなければなりません。

硬度 (GH) (KH)

水の硬度とは、水中に溶けているカルシウム塩、マグネシウム塩の濃度のことです。この濃度が高いといわゆる硬水となり、低いと軟水となります。硬水は一般的な観賞魚の飼育の飼育、水草の育成には適しません。硬度が高いとその水のpHは高い値を示します。また、硬度が高いとpHを下げようとしても、カルシウムが緩衝役となり下がりにくくなってしまいます。その意味で日本の水道水は世界の国々と比較しても硬度が低く、観賞魚の飼育水に適した水と言えるでしょう。

溶存酸素 (DO)

観賞魚は空気中に比べて極端に酸素量の少ない環境の中で生活します。そのため飼育されている観賞魚は常に窒息の危険に晒されていると考えた方がいいでしょう。呼吸によって減少する溶存酸素の補給は、エアーポンプや濾過器、あるいわ空気中から溶け込み、水草や植物プランクトン等により補給されます。溶存酸素とは、酸素がガスとして水中に溶けている状態のものを言います。酸素ガスは観賞魚を含む生物、そして化学変化に極めて大きな影響を与える物質です。よって溶存酸素は、淡水魚だけでなく、水草や植物、海水魚の飼育にも大変重要です。酸素ガスは水温が上がれば溶存量が減り、水温が下がれば溶存量が増えます。だから、夏場の水温が上がる時期には酸欠の注意が必要です。また、水面に油膜が発生した場合やゴミなどに覆われた場合は、溶存率が低下します。6mg/Lの酸素量を下回った場合、魚はストレス状態で死亡する事があります。

電気伝導度 (DO)

電気電動度は、観賞魚の世界で簡単に言えば水の汚れの具合を数値化したもので、測定単位は「マイクロジーメンス」、または「ppm」で示されます。水中に溶解しているイオン量と、そのイオンが電気を運ぶ速さを数値にしています。それは、水素と酸素以外の物質が、どの程度溶解しているということです。その他の物質が、どの程度溶解しているということです。その他の物質が溶け込んでいる程、電気抵抗が増え伝導率は高くなります。

観賞魚水槽の水質のお悩みや、ご相談はAQUA infinityまでお気軽にどうぞ!

水質テスター

最近の記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事
PAGE TOP